私とこわれた吸血鬼 1話 [ネタバレ·感想]
私とこわれた吸血鬼/厘のみき
ネタバレ注意です!
《 あらすじ 》
両親が蒸発し、双子の弟妹を養いながら生活する女子大学生の樹。
幼い頃に出会った山の上にある洋館からやってくる王子様みたいな男の子、ようちゃんの夢を見ていました。
「必ず迎えに来るから待ってて」と言って引っ越してしまったようちゃん。
懐かしく思いながら目を覚ました樹は、慌ててバイトへ向かいます。
弟妹とローンの為、大学に行きながらバイトを掛け持ちして働いていました。
“必ず立派になったようちゃんが
約束通り迎えに来てくれる
そしてお城でハッピーエンドが待っている”
大人になったようちゃんの姿を想像しながら歩いていた樹に藤(弟)から着信が。
藤は仲間とケンカをして警察署にいました。
「なんであんたを呼ばなきゃいけないんだ」
迎えにきてくれた樹に藤は言います。
「お姉ちゃんと呼びなさいと言ってるでしょ」
「あ、今日はお姉さまでもいいんだよー」
樹はふざけてそう言いますが、
「あんたのこと姉だなんて思ってねーよ」
「俺はあんたのことずっとばかだと思ってる」
「きっと桜(妹)もそう」
と言われ、置いて行かれてしまいます。(ひどすぎるw)
コミュニケーション不足かと悩む樹。
バイトも終わり自宅へ戻ると、ゴミ捨て場にポツンとゴミ袋が置いてありました。
カラスが来るから朝まで家で預かろうと思った樹は、ゴミ袋の中に彼氏へのプレゼントを探していた桜にあげたはずのTシャツが入っていることに気付きます。
その時猛スピードでやってきた車に押し込まれ、連れ去られてしまう樹。(まじか)
ようちゃんが住んでいた山の上の洋館に降ろされます。
襲われそうになった樹は何とか逃げ出しましたが、崖から滑り落ちて傷だらけに。
動けなくなった樹の元へ洋館の方からズルズルと人の様なものが這ってきます༼⁰o⁰;༽(ひぇ〜)
するとその人は樹の血を舐め始めたのです!(ひぃー)
気が付くと樹はソファーの上にいました。
傷は治っていて、側で綺麗な顔をした男の子が眠っています。
樹が声をかけると男の子は目を覚まし、はにかみます。
ようちゃんは樹のことを覚えていて、傷の心配をしてくれました。
しかしようちゃんは目がよく見えないから治すと言います。
そして果物ナイフを手にとり、自分の眼球に突き立てたのです!(ぎゃぁぁぁぁ)
怯える樹(そりゃそうだよ)にようちゃんは言います。
「ねぇいつきちゃん
僕のお姫様になって
くれるんでしょう」
《 感想 》
1話目からとんでもない話ですね!(笑)
両親の蒸発、弟妹からの冷遇、拉致という可哀想な樹。
さらに待ち続けた王子様が吸血鬼だとは、、、。
ようちゃん吸血鬼だそうです。
登場したときはゾ、ゾ、ゾ、ゾンビきたー!と思いましたが、いけめんくんですよ♡
ホラー漫画かと思うくらい血まみれですが(笑)
再会した王子様と樹がこれからどうなっていくのか楽しみです!